脳腫瘍とは

脳腫瘍

脳腫瘍は、脳やその周囲(髄膜・脳下垂体・頭蓋骨など)に発生する腫瘍のことを指します。腫瘍には良性と悪性がありますが、脳腫瘍は良性であっても脳の圧迫によって重大な症状を引き起こすことがあったり、良性と悪性の中間のような性質のものもあり、いずれにしても早期の検査と診断が重要です。

発生部位により多様なタイプがあり、特に代表的なものに以下があります

  • 下垂体腺腫(ホルモン異常を伴うことが多い)
  • 髄膜腫(発生頻度が高い良性腫瘍)
  • 聴神経腫瘍(難聴やめまいの原因となる)
  • 神経膠腫(グリオーマ)(悪性の可能性あり)

脳腫瘍の主な症状

腫瘍が発生・進行する部位により、以下のような神経症状が現れることがあります。

  • 頭痛(特に朝に強くなる)
  • 視力・視野障害(ものが二重に見える、視野が欠ける)
  • 手足のしびれ・麻痺
  • 言葉が出にくい、ろれつが回らない
  • 歩行障害・ふらつき・平衡感覚の異常
  • 顔面のまひ、耳鳴り、聴力の低下
  • 吐き気・嘔吐が続く
  • 月経不順や不妊などのホルモン異常

「ちょっとおかしいかも」と思ったときが受診のタイミングです。特に症状が徐々に進行している場合、脳腫瘍の可能性が否定できないため、早期のMRI検査が重要です。

検査と診断

脳腫瘍の有無や種類を確認するには、MRI検査が最も有効です。腫瘍の位置・大きさ・血流の有無などを詳細に把握でき、治療方針の決定に欠かせません。
当院では、最新のMRIによる画像検査を原則即日対応
腫瘍の種類に応じて、血液検査・ホルモン検査もあわせて実施
手術や放射線・化学療法の適応がある場合は、連携する専門施設をご紹介

脳腫瘍の治療方針

腫瘍の種類や進行度により、以下の治療法が検討されます。

治療法 内容
**手術療法** 良性腫瘍の切除や、悪性腫瘍の部分摘出など
**放射線療法** 小さな腫瘍や再発リスクの高い腫瘍に使用
**化学療法** 悪性脳腫瘍に対する補助療法として使用
**経過観察** 成長の遅い腫瘍や症状のない腫瘍に対して

腫瘍の状態や患者様の年齢・体力などを総合的に判断し、治療の必要性とタイミングを見極めます。

当院の特長|術後フォロー・専門連携も充実

当院では、これまで多数の脳腫瘍患者の診断・フォローアップに携わってきた院長が直接診療を行います。

特に以下の腫瘍に関して豊富な経験があります

  • 下垂体腫瘍(ホルモン異常や視野視力に関わる)
  • 頭蓋底腫瘍(手術難易度が高い脳の深部に発生)
  • 聴神経腫瘍(聴覚神経や顔面神経やへの影響が強い)

また、当院は手術設備を有していませんが、手術が必要な場合は、信頼のおける脳神経外科医・専門病院をご紹介します。
術後の経過観察や、下垂体腫瘍におけるホルモン補充療法などの継続治療は、当院で対応可能です。
遠方での手術後に「地元でフォローしたい」「ホルモン治療だけ継続したい」といったご要望にもお応えしています。

プロラクチン高値を指摘された方へ|婦人科からの受診も歓迎

女性で生理不順・不妊・乳汁分泌などの症状がある場合、婦人科で「プロラクチン値が高い」と指摘されることがあります。
これは、下垂体に腫瘍(下垂体腺腫=プロラクチノーマ)が存在するサインである可能性があります。
当院では、頭部MRIによる早期診断と、必要に応じて薬物療法も行えます。
「婦人科で検査を勧められたけれど、どこに行けばいいかわからない」
そんなときは、どうぞ遠慮なくご相談ください。

まとめ

「脳腫瘍かもしれない」と思ったら、まずはMRIと専門相談を脳腫瘍は早期発見が治療のカギです。
気になる症状があれば、迷わずご相談ください。
当院では、最新のMRIによる精密な検査と専門医による診察、必要に応じた連携病院へのご紹介まで一貫して対応しております。
地域のかかりつけ医として、脳腫瘍の不安に寄り添い、的確な医療をご提供いたします。