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(恵32にて「恵比寿駅」「用賀駅」から直通)

小児脳神経外科は、脳神経外科の中でも非常に特殊で、専門性が強く求められる分野です。一般的には、こども病院や一部の大学病院で診療が行われますが、当クリニックでは小児神経外科学会認定医による小児脳神経外科の診療を行っていることが特徴の一つです。赤ちゃんの頭の形や大きさに異常を感じたり、おしりの近くにくぼみや割れ目のゆがみなど皮膚異常を見つけたりしたときは、躊躇せずに当クリニックをご受診ください。そのほか、お子さまが頭をぶつけた時、頭痛を訴えたり、手足の動きに問題が見られたりしたときも同様です。比較的に軽度の病気の場合は、副作用が少なめのお薬による治療や、定期的な経過観察を行います。必要に応じて手術を行うこともありますので、こどもの年齢や疾患に応じて、適切な病院を紹介いたします。(疾患によっては、院長が連携病院で執刀することも可能ですので、ご希望の方はご遠慮なくお申し付けください。)
お子さまに起こりうる脳神経の病気は非常に多岐にわたっていますが、最も重要なことは、それが生命や後遺症に関わるようなものであるかどうかです。早期に発見できていれば、手術などの治療によって改善が期待できたのに、受診が遅れたために手遅れになってしまうこともあります。また、月齢や年齢によって手術法や術式が変わる疾患もあるため、発見が遅れることでお子さまの負担を大きくしてしまうこともあります。もちろん、疾患によっては焦る必要がないものも多くあり、「適切な検査・治療」を「適切な時期」に行うことが最も大切です。その判断には専門的な知識・経験が必要ですので、少しでも悩まれたときには、まずは受診だけでも早めにして頂くことをお勧めします。
赤ちゃんのおしりが凹んでいたり、あざができていたり、割れ目がゆがんでいたりしたときは、「二分脊椎」の可能性があります。
*当クリニックは、日本医科大学武蔵小杉病院の「おしりの凹み・あざ外来」を引き継いで行っています。
二分脊椎についてお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。
お子さまの頭の形が歪んでいるように感じることがありますが、病的な意義が低いことが多いです。しかし、なかには頭蓋縫合早期癒合症という疾患で手術が必要なケースもあるため、注意が必要です。またこの疾患は、早期に発見することが非常に重要です。頭蓋縫合早期癒合症についてお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。
なお、当クリニックでは「頭のかたち外来」を設けておりますので、お子さまの頭の形について不安を覚えたときなどは、お気軽にご受診ください。
お子さまの頭のサイズが大きいときは、「水頭症」や「大頭症・巨頭症」「くも膜嚢胞」などを考える必要があります。水頭症についてお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。
これとは逆に、お子さまの頭のサイズが小さいときに考える病気としては「頭蓋縫合早期癒合症」や「小頭症」などがあります。頭蓋縫合早期癒合症についてお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。
頭の大きさを心配されている方は、ぜひ、母子手帳か、健診で測定した頭囲(頭の大きさ)がわかるものをお持ちになって受診してください。
頭をぶつけたときは、頭の中に出血を起こしていないか、骨折をしていないか、が非常に重要なポイントになります。小児頭部外傷についてお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。
頭蓋内出血を行う際にはCT検査が一般的に用いられることが多いですが、子供の場合には放射線による被曝の影響を考慮する必要があります。当院では、CTは用いず、被曝の影響のないMRIで精査を行えます。
頭痛の原因は幾つもありますが、とくによくみられる疾患としては、「片頭痛」があります。片頭痛についてお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。
このほか、稀ではありますが「くも膜嚢胞」や「脳腫瘍」「もやもや病」といった疾患もあり、手術が必要になることもあります。くも膜嚢胞についてお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。脳腫瘍についてお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。
*頭が痛くて早朝に目が覚める、朝に頭痛がして午後や夕方は改善するといった、朝方の頭痛が増えてきた時は、脳腫瘍などの可能性も考慮する必要があるため、なるべく早く受診をおすすめします。
手足の動きが一時的に悪くなった、意識を失うことがある、頻繁に頭痛があるときは、「もやもや病」の可能性があります。もやもや病についてお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。
妊娠初期(赤ちゃんの臓器や体の形が作られる時期)に何らかの問題が起こってしまい、脊髄を上手に作れないことがあります。これによって神経組織が表面に露出している場合は、「開放性二分脊椎」となります。神経組織が露出していない場合は「閉鎖性二分脊椎」となります。一般的には、こども病院の脳神経外科などで対応することが多いのですが、当クリニックでは、二分脊椎の治療を数多く手がけてきた院長が診療を担当するので、安心してご受診ください。
なお、開放性二分脊椎は、胎児期に脊髄や脊椎の癒合がうまく行われず、脊髄組織が露出しているため、神経組織露出部からの細菌感染リスクが高くなっています。そのため、出生後、なるべく早い段階で手術を行い、患部を閉鎖しなければなりません。多くの場合、水頭症を合併しているので、脳内に溜まった髄液を排出させるための手術も必要になります。
閉鎖性二分脊椎は、小さいお子さんでは目立った症状があらわれず、水頭症を合併しないケースが多いです。そのため、診断が遅れることがあります。その場合、身長が伸びるにつれて、脊髄が引っ張られる(係留)ことにより、下肢障害や排尿障害、排便障害などが起こりやすくなります。おしりの皮膚に異常がみられることが多いため、当クリニックでは症状が出現していない段階でも、必要に応じて検査を行い、早期診断・早期治療を目指します。潜在性二分脊椎についてお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。
何らかの原因によって脳脊髄液が過剰に貯留することで、脳室が拡大し、脳を内側から圧迫してしまう病気です。乳幼児のお子さまの場合、頭を優しく触ってみると、頭囲の拡大、大泉門の膨隆などが確認できます。乳幼児健診で頭囲の拡大を指摘された場合には、お早めに当クリニックの小児脳神経外科をご受診ください。治療が遅れると、髄液が徐々に溜まって頭蓋内圧が上昇してしまい、頭痛や嘔吐、意識障害などの症状が強まることもあります。一方で、乳幼児の場合には、頭蓋骨が閉鎖していない(頭蓋骨が広がる)ため、急性の症状は出づらく、慢性的に脳の発達に悪影響を出すことでお子様の成長が遅れてしまったり、視力が悪くなってしまったりすることもありますので、注意が必要です。
赤ちゃんの頭の骨には“つなぎ目(縫合)”があります。
通常は赤ちゃんの間はそのつなぎ目は開いたままで脳が成長しやすいようになっていますが、この縫合が異常に早く閉じてしまうことがあります。
そのままにしておくと
…などが生じる可能性があります。
* この病気は、ヘルメットでは治りません。唯一の治療は「手術」です。
この疾患は、一部の手術方法は月齢の制限があるため、とにかく早期(可能なら生後3か月まで)に発見して、しかるべき医療機関を紹介してもらう必要があります。一般的に「ヘルメット療法」が行われる斜頭症とはそっくりですが別の疾患ですので、明確に区別する必要があります。そのため、赤ちゃんの頭のかたちでお悩みのときは、頭蓋骨縫合早期癒合症の治療経験がある小児脳神経外科や小児形成外科を専門とした医師の診察を強く推奨します。この疾患の見落としや、適切な治療時期の判断が最も重要だからです。そのため、当院では、頭の形やゆがみに気づいたときにはとにかく早期に受診をお勧めします。
斜頭症とは、赤ちゃんの頭を上から見たときに頭部の片側が斜めにゆがんでいる状態のことをいいます。斜頭症の原因の中で最も多いのが、乳児の向きぐせであり、そのように病気が原因でない場合の斜頭症を「頭位性斜頭症」または「位置的頭蓋変形」といいます。
頭のゆがみが進行すると耳の位置が左右で非対称になったり、おでこの片方が斜めになるとほっぺたの部分が出っ張ったりと、頭だけでなく顔面にもゆがみが生じることがあります。自然に治る程度のものから、ヘルメット療法が有効なものまで様々です。詳しくは、「赤ちゃんの頭のかたち外来」のページでご説明しています。
外傷が原因となり、頭部に障害が起きてしまうことがあります。具体的には、交通事故、転倒・転落、打撃といった外力がきっかけとなります。これによって、頭のどこに傷がついたのか出血したのか、緊急性や重篤さが違ってきます。
いわゆる目で見える頭皮の切り傷や、たんこぶのことです。この部位だけであれば生命に関わることは稀ですが、出血が続く場合は傷の処置(縫合など)が必要であり、たんこぶが大きいときは、頭蓋骨骨折や頭の中の出血をきたしていることもあるので注意が必要です。
頭蓋骨が凹んだり、ヒビが入った状態です。頭の中の出血も伴うリスクが高くなるので、詳しい検査が推奨されます。頭蓋骨骨折はそれ自体では手術が必要になることは稀ですが、赤ちゃんの場合にはGrowing skull fractureといい進行性に骨折部位が拡大していくことがあるため、定期的な経過観察が必要です。
頭の中に出血した場合は、出血部位によって、急性硬膜外血腫、硬膜下血腫、外傷性くも膜下出血、脳挫傷など様々な出血・損傷があります。いずれも、出血が拡大した場合には、生命の危険や重篤な後遺症をきたすリスクがあるため、原則として緊急での入院治療が必要になります。また、外部から直接的な衝撃を頭部に受けることで損傷した場合を「一次性脳損傷(直接的損傷)」と呼びます。これに対し、受傷後の出血によって血腫形成・脳虚血・脳浮腫・脳腫脹など新たな損傷が加わった場合を「二次性損傷(間接的損傷)」と呼びます。これは時間が経過すると状態が悪化するので、やはり早めの治療と慎重な経過観察が望まれます。また、慢性硬膜下血腫や外傷性脳血管障害など、後から発生する疾患もあるため、時間が経過してから再度MRIやMRAを用いた精査も検討することがあります。
頭に強い衝撃があった後で、お子さまの元気がなくなったとき、何度も嘔吐するとき、けいれんを起こしたときなど、いつもと様子が違うなと感じた場合や、ご心配なときはお早めに当クリニックをご受診ください。
保護者の方が目を離した隙に転んでしまった時や、過って落としてしまった時など、悪いことをしてしまったからと受診を躊躇されることがあります。ですが、受診や相談が遅れて何かあった場合の方がお子様にとって良くないことですので、お気になさらずにご遠慮なく当クリニックにご相談・受診ください。
*子どもの頭部外傷では、CT検査に伴う放射線による被ばくの影響(脳腫瘍や白血病発症リスク等)を考慮する必要があるため、日本小児神経学会の「小児頭部外傷時のCT撮影基準の提言・指針」のように、子どもの頭部外傷ではCTを撮影する基準が設けられていることが多く、安易にはCTは撮影しないことが一般的です。当院では詳しい検査にはMRIを用いており、放射線被ばくの影響を心配する必要はありませんので、ご安心してご相談ください。(MRIの撮影は医師の診察・判断が必要です。)
脳と脳を取り巻く組織に生じる腫瘍です。お母さんのおなかの中にいる胎児の頃から思春期に至るまで、どの年代の子どもにも発生することがあり、腫瘍の種類も非常に多くあります。脳腫瘍が疑われたときは、まずはMRI検査を行います。それによって、腫瘍の部位だけでなく、その腫瘍のおおよその種類も判別することもできます。
なお、脳腫瘍には良性と悪性の2つのタイプに分けて説明されることがありますが、実際には年齢・腫瘍の種類・位置・大きさなどによって経過や治療の難易度などは大きく変わってくるため、単純に良いもの、悪いものとは区別できないことも多くあります。
例えば、一般に良性脳腫瘍といわれるものは、脳や周囲の臓器に浸潤して破壊したり、他の臓器へ転移したりすることは稀です。頭の中は限られた空間の中に脳や神経が密集しているため、腫瘍の位置や大きさによっては手術で全て摘出することが不可能な場合もあり、頭痛や嘔吐、視覚障害、言語障害、手足や顔の麻痺など、様々な症状や後遺症に悩まされるケースもあります。また、腫瘍自体は良性でも、ホルモンの異常や、てんかん発作が生活の大きな妨げになることもあります。悪性の場合は、短時間で急激に増大したり、転移したりする可能性があるので、さらに手術のみならず抗がん剤による治療や放射線治療などを合わせた集学的治療が求められることもあり、専門的な病院での治療が必要になります。
脳内の血管が徐々に細くなり、脳に血液を十分に送り届けられなくなる病気です。患者さまにもよりますが、幼少期から症状がみられることも多いです。具体的には、脳の血流不足に伴い、一過性脳虚血発作や脳梗塞が起こります。とくに、泣いたときや吹奏楽器を演奏したときなど呼吸が速くなったときに症状が強まる特徴があります。一方で、脳内に脆弱な血管(もやもや血管)が作られ、これが破綻することで脳出血をきたし、重篤な後遺症が出現することもあります。年齢や症状に応じて、薬や手術を検討する必要があります。
脳は、くも膜という薄い膜に覆われていますが、その下では脳脊髄液という液体が循環しています。しかし、脳脊髄液が部分的にくも膜に覆われて溜まってしまう病気をくも膜嚢胞といいます。多くの場合、目立った症状がみられませんが、稀に嚢胞が拡大することで脳圧が上昇し、頭痛や嘔吐、めまい、運動麻痺、けいれんなどが起こることもあります。お子さまによっては、発達の遅れにつながることもあるので注意が必要です。なお、目立った症状がないときは、一定の年齢まで経過観察をすることもありますが、症状がみられるときは手術を検討します。
お子さんの頭痛の多くは、片頭痛が多いといわれています。片頭痛になると、ズキズキとした脈を打つような痛みが、こめかみから目にかけて起こります。患者さまによっては頭の両側で生じることや、痛みの箇所が変わることもあります。ストレスや睡眠不足、一部の食物、携帯電話やパソコンモニターの影響、天候の変化などによって脳血管が拡張すると、周囲の神経を圧迫してしまい、痛みが強まるといわれています。頭痛以外の症状としては、吐き気や嘔吐が代表的です。また、片頭痛が起きる前ぶれとして、フラッシュのような光が目の前で瞬くといった症状が出ることもあります。患者さまにもよりますが、1度痛み出すと、数時間~数日間は痛みが持続します。
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